Fail fast, fail cheap, fail smart.

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今日は「失敗は大事だよ!」というお話です。

この記事のタイトルの言葉は、Googleの元CEOであるエリック・シュミットさんが言った言葉だそうです。

早く失敗すること、損失を少なく失敗すること、賢く失敗すること。

これらはビジネスにおいても生きる上でも核心をついた重要なことだと思いますが、勉強においても非常に重要です。

それぞれ説明していきます。

 

 

「早く失敗すること」

このことは30代である僕が、今一番重要だと思っていることかもしれません。

何度か書きましたが、もともと僕は「石橋を叩き割って渡らない」性格です。

脳をフル回転させて行動しない理由を探して、石のように動きません(笑)

おそらく「間違った選択をしたくない」という気持ちが強かったんだと思います。

でも、実は行動しないことこそが一番間違った選択だったんです。

行動しないことからは何も学びません。

なんの成長もなく、ただ時間を無駄にしているだけです。

この歳になって自分で塾を開いて、初めてやることのオンパレードでした。

開業届の提出、このウェブサイトの作成、物件の契約、内装の修繕、塾のシステム設計、確定申告などなど、挙げればキリがありません。

ひとりでやってきたわけではないものの、何をするにしても当然不安はありました。

 

ただ、いろいろやってみて思うことは、「実際やってみたら大したことない」です。

不安なのは知らないから当然です。

だったら知ればいい。

それが学ぶということではないでしょうか。

迷うならとりあえずやってみる。

 

受験勉強や塾選びも、早く失敗すれば早く修正できます。

始めてないのに効率よく学習できる人は極少数ですし、入ってみなければ塾の良し悪しも判断できません。

お金は多少無駄になるかもしれませんが、時間を無駄にするよりずっと良いです。

お金は増やせるけれど、時間は増やせないからです。

高校3年間のうちで、立ち止まって過ぎた時間はもう戻ってこないんです。

 

 

「損失を少なく失敗すること」

とはいえ、お金をなんでもかんでも使うのは無駄です。

YouTubeやSNSで紹介されている参考書を中身も見ずに買い漁ったり、塾を複数個かけもちしているけど授業中に寝ていて普段も勉強しなかったり。

お金を使う前にできることはたくさんあります。

例えば数学なら、予習復習をして学校配布の問題集を解いてみて分からないところを学校の先生に教えてもらう。

これだけでも続ければかなり学力は付きます。

 

確かに市販の参考書や問題集は、学校配布のものよりも分かりやすくまとまっています。

でも、それを買えば爆発的に賢くなるわけではなく、結局地道な努力以外に手段はないのです。

お金を払って誰かの手を借りる前に、まず自分でできることに目を向けてみましょう。

 

 

「賢く失敗すること」

努力は必ず身を結ぶ。

そんなことはありません。

サッカー選手になりたくて毎日リフティングを頑張ればサッカー選手になれますか?

パスもシュートもできず、ボールを持ったらボールしか見ないなら、むしろサッカーは下手だと判断されます。

 

努力するにしても、ゴールを見据えて努力しなければ結果につながりません。

その都度、誤りを修正し工夫しなければ成長しません。

 

数学で計算ミスを必ずする人が難しい公式を理解しても、計算ミスすればマーク式テストなら0点です。

その人がすべき努力は、難しい公式の理解ではなく、計算ミスをしない技術です。

どうすれば計算ミスをしないか、そもそもなぜ自分は計算ミスをするのか。

それを考え、対策することが必要なのです。

「賢く失敗する」ためには、日々しっかり考えて行動し反省し修正していくことが必要です。

 

ただし、「賢い失敗のために行動回数を減らす」のはダメです。

行動しないと失敗せず学ばないからです。

あくまで「早く失敗」し、「無駄な損失をせず失敗」しながらも頭を使って「賢く失敗する」ことが大切です。

 

 

30代のおじさんから高校生たちへのアドバイスです。

僕の経験上、社会では「失敗したことのない人が優秀なわけではなく、失敗という経験を活かした人が優秀」です。

失敗したことがない人はそれだけ経験値も少なく、特筆できるスキルもなかったりします。

そんな人が就活で語れる自己もなく、内定を取れずに何十社も受けるのではないでしょうか。

 

思い立ったが吉日です。

高校生ならば失敗を恐れずに、そこから得られる学びに目を向けましょう!