「聞く勉強」について

久しぶりの投稿です。

年も変わって、心機一転、一人称も普段通り「僕」に変えようと思います。

 

みなさん、YouTubeはお好きですか?

僕は割と好きで、家で家事をするときや運転するときも再生しています。

厳密に言うと、再生してラジオ感覚で聞いていることが多いです。

 

近年、音声メディアが注目を浴びていることはご存じでしょうか?

僕のように家事をしたり移動しているとき、動画を「見る」のは難しいですよね。

でも「聞くことはできる」ということで音声のみのYouTuberなんかも増えているそうです。

 

人は生活をするうえで、実に8割もの情報を「視覚」から得ています。

逆に、「視覚」を通して得た情報は多すぎて忘れやすくなるということも言えるのです。

さてみなさん、どうやって勉強していますか?

授業を聞いてノートに書いて、テスト前に問題集やって…という感じが多いかと思います。

でも、授業を聞いてノートに書くとき、意識のほとんどは「聞く」ことよりも板書を写すために「見る」ことに向けられます。

問題集を解くときも基本的に五感の中では視覚に頼っていますよね。

興味がある内容ならば偏桃体の働きで記憶に残りやすいのですが、勉強に興味があるなら苦労しません。

 

そこで、より記憶に残りやすい「聴覚」を活用しよう!というのが本題です。

聴覚は視覚に次いで使われていますが、それでもたかだか10%程度といわれています。

先ほどの話で考えれば、圧倒的に視覚情報よりも聴覚情報は少ないので、記憶に残りやすいはずです。

 

例えば、黒板を爪でひっかく音を思い出してください。

 

想像して音を思い出しただけでぞわっとしませんでしたか?

それだけ、黒板を爪でひっかく音は強烈に記憶に残っているということです。

 

僕が受験生の頃にもあったのですが、参考書の中には講義の音声CDがついているものも多いです。

最近は音声ダウンロードという形式も増えていますね。

それを活用して聴覚で学習するのは、科学的に考えて効果が期待できます。

また、スタサプやYouTubeなど動画を使った学習の際も、あえて画面は見ずに音声のみで学ぶのも良いかもしれません。

「画面を見ていないと分からない!」と思う方も多いでしょう。

しかし、画面を見ることで逆に分かった気になりやすいのも事実です。

音声のみならば聞き逃したらダメなので、より集中して講義に耳を傾けるはずです。

あるいは、復習としてその動画を2回目見る際に、音声のみ聞くようにして再生速度を1.5倍や2倍にすると集中して聞くので効率がよいかもしれません。

 

一般的に高学歴とされやすい関関同立やMARCH以上の私立、また、地方国公立などに進学する人は全体の約12%程度しかいません。

一般常識的で当たり前とされる勉強だけしていて12%に入れるのは極少数の秀才だけです。

「自分は類稀なる秀才だ!」と思えない人は、積極的にいろいろな方法を試してみてください!