スマホ依存に勝って自宅学習するコツ

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毎日のように、新型コロナウイルスの感染者数が増加しています。昨日の専門家会議の方の会見でも、「オーバーシュートの前に医療崩壊が起こる」と言っていましたが、私たちが肌感覚で感じている以上に現場は切迫した状況です。警戒をしすぎてもしすぎではないと思いますので、とにかく注意を怠らないようにしましょう。

さて、そんな状況下にあっても受験生は勉強をしなければいけません。ライバルたちは確実に、どんな状況でも勉強していると思ったほうがいいです。しかし、自宅での学習となるとどうしてもダラけてしまうものです。

先日、「集中力を家でも保つ秘訣!」という記事を書きました(下にリンクを貼っておきます)が、今回はスマホの誘惑に勝って自宅学習するポイントについて書いていきます。保護者の方も、お子さんの自宅学習について参考にしていただけたら幸いです。

集中力を家でも保つ秘訣!

まず、現代の学生にとって学習の敵となるのは「スマートフォン」でしょう。ちょっと調べものをしようとしたらゲームやYou Tubeを開いてしまって全く勉強がはかどらない。勉強しようとしても進まないので罪悪感が生じてしまう。

これに関して覚えておいていただきたいのは、「スマホの誘惑は人間の意志では抑制できない」ということです。これは、脳にある「報酬系」と呼ばれる部分が快楽に対して活発に反応し、またそれを求めてしまうからです。「スマホ依存」とも呼ばれますが、文字通りギャンブルや薬物、アルコールなどと同様に脳の仕組み上、自分の意志で抑制してどうにかなるものではないのです。

私が学生の時は、いわゆるガラケーだったので快楽的な欲求を満たす機能は乏しかったのですが、スマホになって依存性は高くなっています。また、忍耐や我慢は脳の前頭前野という部位がつかさどっていると言われていますが、そこの部位が成熟するのは中学生以降と言われており、高校生はまだ十分に前頭前野が鍛えられていない可能性もあります。「自分は怠け者だ」とか、「自分の子はダメだ、サボりやすい」というのは全くの見当違いで、ほぼすべての学生が同じように依存しているととらえるほうが正しいと言えます。

しかし中には、本当にスマホを全然触らないような学生もいます。彼らは意志が強いのか?いいえ、違います。報酬系に異常がない限りは、意志でどうこうなるものでもないです。

彼らは「スマホの中にないものに強い関心を寄せている」のです。要は、スマホゲームやYou Tubeよりも本を読んだり楽器を触ったり、そうした行動が楽しいからやっているのです。ごくまれに、勉強そのものに強い関心を示し、本気で楽しみながら勉強する人もいます。東大王や頭脳王などの天才学生たちは、その部類に含まれるでしょう。

つまり、「勉強よりもスマホが楽しい人はスマホに夢中になって勉強をしないし、スマホよりも勉強が楽しい人は勉強をする」という、ごく単純なことです。個々人が相対的に意志が弱いとか、そんな抽象的で無根拠な考え方はマイナスしか生み出さないのでやめましょう。保護者の方も、まずはそうした脳の仕組みを理解したうえで、子供に強制させるのではなく、一緒にこの状況を乗り越えることを考えてあげましょう。そもそも、強制することで子供たちの脳はストレスを感じて萎縮してしまうため、勉強してもほぼ効果は見込めません。強制的な学習は時間の無駄です。また、お子さんに勉強してもらいたいのであれば、自分自身も勉強しましょう。日本人は先進国の中でも大人の学習率が非常に低い国です。しかし、今の時代の流れから資産運用やテクノロジーの学習をしたり、資格所得や昇進のために勉強することはとても大切です。そうすれば、子供たちがスマホやゲームを我慢するというのがどれほど大変なことかご理解いただけると思います。

 

とはいえ、勉強が好きじゃなくても勉強をしなければいけない。そんなときは「報酬」を設定してみましょう。

「ここまでの範囲が終わるまでスマホは親に預ける」とか、「今日の目標を達成出来たらケーキを食べれる」といった報酬を事前に決めてから勉強します。

このときのポイントは以下の4つです。

・達成条件は時間ではなく、範囲や理解度で定める

⇒時間で達成できると、ただダラダラしていても時間が過ぎるため学習の質が低くなります。質の低い形だけの学習は時間の無駄なのでゲームをしているほうがよっぽどいいです。

・報酬は一日の学習がすべて終わるまで与えられない

⇒休憩ごとなど、小まめに報酬を与えられると強制力が弱くなります。例えば親にスマホを預けるなら、小休憩では返してもらわず、大きな休憩や終了後に返してもらいましょう。

・親などの家族や友人を巻き込んで、条件の宣言をし、強制力を持たせる

⇒スマホやゲームの依存は自分の意志で抑制できません。誰かを巻き込んで、より強制力を強めることで勉強に向かいやすくなります。

・「すこしハードルが高いが、無理をしなくても達成できる」くらいの条件設定をする

⇒学生の計画でよくあるのが、目標や条件を高く掲げすぎることです。計画を立てるときには、自分への期待によって「高くても乗り越えられる!」と思ってしまいます。「それなりに向き合えば今日中に達成できる」くらいが一番よく、すこしずつハードルを上げていきましょう。毎日、自宅学習でも達成感を得ることでモチベーションは上がって集中しやすくなります。

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本日のポイント

・スマホ依存は意志でどうにかできるものではない

・保護者も強制させずに一緒に勉強する姿勢が大切

・「報酬」を設定して、毎日達成感を得る

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